静岡県は、太陽光発電設備の導入支援を積極的に行っている県です。一般社団法人ソーラーシステム振興協会が発表している一戸建てのソーラーシステム設置実績(2024年度)によると、静岡県は全国で2番目に設置件数が多い県(※1)であり、多くの家庭が太陽光発電設備を導入しています。
最近では、静岡県民が太陽光パネル・蓄電池を導入しやすいように、共同購入事業「グループパワーチョイス」を実施しており、2025年の参加登録世帯数は256世帯にものぼっています(2025年4月23日時点※2)。
本記事では、静岡で太陽光発電パネルを設置したい方に向けて、設備の費用相場や初期費用を抑える方法、売電収入の目安、メンテナンスや修理にかかる費用などを整理して紹介します。静岡県独自の制度や日照条件もふまえながら、導入前に知っておきたいお金のポイントをわかりやすくまとめています。
(※2)参照元:静岡県公式サイト(https://group-buy.jp/solar/shizuoka/home)
自動車や機械などと同じく、太陽光発電においても「リース契約」があり、初期費用が気になる方に注目されています。
毎月一定のリース料を支払うことで、太陽光発電設備を一定期間使用できる契約形態です。設備機器の購入・設置費用は、基本的に事業者が負担するため、基本的に初期費用はかかりません。
発電した電力を自家消費して電気代を抑えられるほか、余剰電力を売って収入を得ることも可能です。ただし、契約期間やリース料によっては、最終支払額が太陽光発電設備の販売価格を上回る可能性もあるので、注意しましょう。
静岡県が独自に推進している制度で、初期費用無料で太陽光発電設備を導入できるのが特徴です。太陽光発電設備の設置費用を事業者が負担するのが一般的。物件所有者は、リース料や電気料金を支払って、発電した電力を使用します。
次の記事では、ふじのくに0円ソーラーの制度を活用するメリット・デメリット、契約前に確認しておきたい注意点などを分かりやすく解説。住宅向けのプランを取り扱っている「0円ソーラー事業者」も紹介していますので、参考にしてみてください。
太陽光発電設備の容量と発電量は混同されやすいですが、全く違うものです。「容量(kW)」は設備自体の発電能力を示し、「発電量(kWh)」は発電された電力量を指します。
次の記事では、太陽光発電設備の容量と発電量の違いや関係性を詳しく解説しているほか、家庭用太陽光発電システムの発電容量を決めるポイントも紹介しているので、参考にしてみてください。
日本には、太陽光や風力などで発電された電気を、電力会社が一定の価格で買い取る制度(FIT制度)があります。FIT制度の買取費用を全世帯で公平に負担する仕組みが「再生エネルギー賦課金」です。電気使用量に応じて、電気料金に上乗せされます。
経済産業省が発表している2025年度の賦課金単価は、1kWhあたり3.98円です。1か月に400kWhの電力を使用する一般的な家庭の場合、月額1,592円を負担する計算になります。
住宅用太陽光発電(10kW未満)における2025年度上半期の買取価格は、1kWhあたり15円でした。2025年度下半期からは初期投資を支援する仕組み(初期投資支援スキーム)が導入され、発電開始から4年目までの買取価格は24円、5年目から10年目までは8.3円になる見込みです。
参照元:経済産業省公式サイト(https://www.meti.go.jp/press/2024/03/20250321006/20250321006.html)
太陽光発電システムの年間発電量(概算)は、「発電容量(kW) × 年間日射量(kWh/㎡) × 損失係数 × 365日」という計算式でシミュレーションできます。各数値を調べるのは大変なので、各メーカーが提供しているオンラインシミュレーションを利用するのも良いでしょう。
また、太陽光発電の導入を検討する際は、地域の気象条件や設置環境、補助金制度なども考慮し、専門業者と相談しながら進めるのがおすすめです。次の記事では、年間発電量や収支の出し方、シミュレーションを行う際の注意点などを解説しています。
参照元:東京ガス公式サイト(https://uchi.tokyo-gas.co.jp/solor/0065)
太陽光発電の見積書をチェックする際に見るべきポイントは、総額、パネル型番、kW単価の3つです。これらが見積書に明確に記載されているかどうかで、その事業者が正当な見積もりを行っているかどうか判断できます。
次の記事では、3つのポイントを確認すべき理由を詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
太陽光発電とオール電化を組み合わせる際の条件によっては、節約やエコにつながります。ただし、同時に導入することで、維持費が増えて赤字になることもあるので注意が必要です。
次のページでは、太陽光発電とオール電化の違いや、両者を組み合わせるメリット・デメリットを詳しく解説しています。「太陽光発電を設置するなら、ついでにオール電化にしたほうが良いんじゃないか」と思っている方は必見です。
太陽光発電設備(5kW)の定期点検費用相場は約4万7,000円/回。20年間に1回の頻度で交換するパワコンの相場は約34万5,000円/回でした(※いずれも2024年度の相場)。修理費用は、契約内容や保証期間によって大きく変動します。
太陽光発電設備を維持するには、定期的なメンテナンスや修理が必要です。とくに、気候の関係で設備が傷みやすい場所に住んでいる方は、メンテナンスや修理費用が高くつくでしょう。
次のページでは、メンテナンスや修理にかかる費用の詳細を解説しているほか、メンテナンスの重要性や費用を抑えるポイントを紹介しています。
太陽光発電の年間売電収入は、『システム容量 × 1kWあたりの年間発電量 × 売電比率 × 1kWhあたりの売電価格』という計算式で算出されます。
天候・設置角度・方位、導入した設備のシステム容量など、複数の条件によって収益が大きく変わりますが、静岡市の年間予想発電量を基に、年間売電収入のシミュレーションを行っているので、参考にしてみてください。
| 2025年4月~9月 | 7万3,840円 |
|---|---|
| 2025年以降 4年目まで |
11万8,143円 |
| 2025年5年目以降 10年目まで |
11万8,143円 |
(※3)参照元:ソーラーパートナーズ(https://www.solar-partners.jp/contents/34281.html#back)
(※5)参照元:エネがえる公式サイト(https://www.enegaeru.com/solarpowergeneration-electricitysalesrevenue)
住宅用太陽光発電システム設置費用の相場は、設置容量1kWにつき28万8,000円です(2023年度※7)。たとえば、太陽光発電設備の設置容量が約5kW(※8)の場合、1世帯あたり約144万円かかります。
次のページでは、太陽光発電設備を導入する費用の内訳や、費用を抑える方法、静岡県の金融機関が提供しているローン情報などを紹介していますので、参考にしてみてください。
(※7)参照元:経済産業省公式サイト【PDF】(https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/20240207_1.pdf)
(※8)参照元:ソーラーパートナーズ(https://www.solar-partners.jp/contents/34281.html#back)
事業者との契約形態によっては、太陽光発電の余剰電力を電気会社に買い取ってもらえる可能性があります。時期や太陽光発電パネルの最大出力、導入設備の規模など、複数の要素により売電価格は変わるため、売電するタイミングで事業者に確認しましょう。
次のページでは、太陽光発電設備を導入して、売電を行っている方々の事例を掲載しています。どれくらいの価格になるのか具体的にイメージしたい方は、参考にしてみてください。
気象庁が発表している2024年度の情報によれば、静岡県の年間日照時間は2,246.2時間と長めです。日照時間は発電量に大きくかかわるため、静岡県は太陽光発電に適している地域と言えます。
ただし、同じ静岡県でも市町村によって日照時間が異なるため、具体的なエリアの気候情報を把握しておくのがおすすめです。次のページでは、静岡県の中でも人口が多い市町村ごとに、日照時間や気候情報をまとめています。
太陽光発電の導入方法には「購入」「リース」「PPA(電力購入契約)」があり、それぞれ向いている人やメリットが異なります。本サイトでは、静岡県内で信頼できる業者をそれぞれ1社ピックアップして紹介します。
購入におすすめ

引用元:ユーニヴァース公式HP
(https://universe-co.com/)
リースにおすすめ

引用元:エネシス静岡公式HP
(https://www.eneshisu-shizuoka.com/)
PPA(電力購入契約)におすすめ

引用元:TOKAIゼロソーラー公式HP
(https://www.t-rehome.jp/zerosolar/)