蓄電池の相場はどれくらい？

ここでは、家庭用蓄電池の導入にかかる費用についてくわしく紹介しています。費用の内訳や、一般的な相場感、リーズナブルに導入するコツなどを解説しているので、ぜひチェックしてください。

蓄電池の費用の内訳

蓄電池の導入には、本体価格だけでなく、工事費用をはじめとした不随費用がさまざまかかります。主な費用項目は以下のとおり。

• 蓄電池の本体価格（＋パワーコンディショナー）
• 設置工事費用
• 保証費用
• アフターサポート費用

そのため、本体価格だけで比較しないよう注意。なお、自社一貫施工の会社に依頼すると、中間マージンが発生しない分全体のコストを抑えられる可能性が高いです。

蓄電池の相場

販売店により幅がありますが、およその相場感（蓄電池＋工事）を以下にまとめました。容量別にチェックしてください。

4～7kWh

• 税込99万円～176万円
• 税込165万円～220万円（訪問販売）

8～11kWh

• 税込176万円～242万円
• 税込264万円～352万円（訪問販売）

12～16kWh

• 税込242万円～308万円
• 税込330万円～407万円（訪問販売）

蓄電池をできるだけリーズナブルに導入する方法

自治体の補助金を活用する

家庭用蓄電池を導入する際には、国の補助金制度を活用できる場合があります。補助金の金額は、蓄電池の種類や容量によって異なり、公募の期間も限られているため、早めの確認と申し込みがポイントです。

さらに、自治体ごとに独自の補助金制度を実施しているケースもあります。国の制度と併用できる場合もあるため、お住まいの地域の情報も忘れずにチェックしましょう。

また、補助金の申請を代行してくれる業者もあるため、手続きに不安がある方は、そうしたサポートを提供している業者を選ぶと安心です。

適切な容量の蓄電池を選ぶ

蓄電池は、容量の大きさによって価格が大きく変わります。だからこそ、価格を比較する際は、「kWhあたりの単価（容量1kWhあたりの価格）」に注目するのがポイントです。

本体価格だけを見ると割安に感じても、容量に対するコストで見ると割高というケースもあります。必要な容量や設置スペースを考慮しながら、コストパフォーマンスのよい製品を選ぶようにしましょう。

自社施工の業者に依頼する

蓄電池の設置を業者に依頼する際は、その会社が自社で施工を行っているかどうかも確認しておきたいポイントです。中間マージンが発生しない自社施工の業者であれば、費用を抑えられる場合があります。

また、自社施工であれば工事の品質管理がしやすく、トラブルが起きたときの対応もスムーズ。責任の所在が明確なのも安心材料のひとつです。

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